穏下剤(かんげざい)
主に一般用医薬品で使われる比較的穏やか
な作用(効果が現れる時間が遅い)の下剤。
交感神経
血管を収縮させるだけでなく、身体全体を緊張
あるいは興奮状態にする自律神経。
サンプリング・レスポンス
肛門上部には便の内容を識別する感覚受容
器があり、直腸に貯留している内容物がガス
と固形便と液状便の違いを識別する。
ここに液状便があると反射を強く刺激し、
40~60秒程度しか排便を我慢できなくなる
体の反応のこと。
弛緩(しかん)
ゆるむこと
弛緩(しかん)性便秘
大腸の筋肉が緩んだままになり、大腸の蠕動
(ぜんどう)運動が弱いため起こる便秘のこと
峻下剤(しゅんげざい)
便を下痢状にして排泄する作用の強い(効果
が現れる時間が早い)下剤。
自立神経
心臓、肺、消化器等、意思とは無関係に働く
内臓や血管に分布してその働きを調節する
神経。交換神経、副交感神経からなり、この
2つの神経系が互いに拮抗して全身状態の
調節を行っている。
脊髄(せきずい)
脳から伸び背骨の中を通っている太い神経。
脳から送られる命令はこの脊髄を通り、それ
ぞれの神経に枝分かれして体中に送られる。
脊髄損傷
事故や病気など様々な原因により、脊髄が
損傷(切れてしまったり)すると損傷部分から
下には脳からの命令が届かなくなり、また体の
各部分からの情報も脳に届かなくなる。その
ため体に麻痺が起こる症状。
蠕動(ぜんどう)運動
食道や腸の筋肉がつぎつぎに縮んで内容物
を運ぶ運動
直腸性便秘
便意のある時に様々な事情で我慢する機会が
多いと、それに慣れてしまい便意を感じなくなっ
てしまう状態。
排便反射
食事をとると胃が膨らみ、これが刺激となって
消化管の運動が活発になり 消化管内の圧力
が高まり便意を生ずること。
副交感神経
交感神経とは反対に身体の緊張を解き、
鎮静する方向に働く自律神経。