浴室
日常生活用具給付対象事例
利用者 | 20代 男性 身体障害1級 |
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身体状況 | 脊椎損傷による下肢麻痺 |
設置目的 |
入浴 移乗 |
使用製品 | ・入浴台 |
現状 | ・室内は、車いすで移動 |
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※介護保険や障害給付、助成金の対象については管轄行政により対象とならない場合もありますので、
必ずご注文の前に申請先の行政窓口にご確認ください。
浴室入口に約15cmの段差があり、お尻をついて浴室に出入りすることが困難。扉は、内側折れ戸になっているので開閉する際のことも考慮する必要がある。浴そうの縁までの高さは、約40cmあり、それを乗り越えて浴そうの中に入ることはできない。床に座ってのシャワー浴だけだが、ゆっくりと浴そうの中に浸かってお風呂に入りたい。
車いすから移乗出来る高さを確認し、浴そうの縁の高さに合わせた入浴台を製作する。折れ戸の開閉するスペースに合わせて洗い場側と入口側で分割可能な形状にする。入浴台のグラつきをなくすため、洗い場側は壁面タイルに固定し、入口側はアジャスター脚を浴そうの側面に突っ張る。扉の取替え工事等も必要なく、入浴台の上で洗体し浴そうへの出入りもできるようになる。
入浴台を使用することで、ようやく1人で浴室に入ることも可能になり、浴そうにつかることができるようになりました。