ユア・サポーター活動の様子

全国の施設・学校・病院などに移動展示車(クローバー号)でご訪問しています。

研修会

岩手県盛岡市

2017/4/19

岩手リハビリテーション学院

日 時  2017年2月2日(木)  13:00~16:00
場 所  岩手リハビリテーション学院 作業療法学科
参 加  学生(35名)
サポート隊  仙台支店 福祉介護機器課

【座学】
ユアサポートのテキストブックに従って住環境整備、福祉用具の座学を行いました。
矢崎化工の紹介を始め、福祉用具・住宅改修の製品紹介、福祉に関する制度やイレクターとは何かについての説明もしました。

【組立実習】
今回は「シャワーいす」の製作をしました。
寸法算出・パイプ切断を自ら行ってもらい、手順を覚えれば誰でも要望通りの長さで製作できることを理解していただきました。人が用具に合わせるのではなく、用具を人に合わせて作ることができることを体験していただきました。

【サポート隊からコメント】
今回の経験を活かし、現場に出ても利用者様のためにオーダー用具を提案してほしいと思います。
限られた時間の中ではありましたが、利用者様や環境に合わせて用具を作ることができることをお伝えできたと思います。長時間、お疲れ様でした。
 

~ 研修会を開催した、岩手リハビリテーション学院のご紹介 ~

岩手リハビリテーション学院は岩手県盛岡市にある、作業療法学科・理学療法学科の2学科を持つ3年制の専門学校です。1980年東北の私学では最初に設立され、現在創立37年を迎え、卒業生は1,700名を超えています。卒業生はそれぞれ全国各地の医療・保健・福祉の分野で活躍しています。

盛岡駅から徒歩15分とアクセスも良く、隣県からも電車で通っている生徒もいます。近くには盛岡のソウルフードとしても有名な福田パン本店があり、学生の空腹を満たす強い味方となっています。

– 作業療法/作業療法学科について

人は何かしらの作業や活動をすることで心身の健康を保っています。
作業療法はこの作業や活動が心身におよぼすさまざまな影響を治療として活用する療法であり、さまざまな障がいを抱えている方々にその効用を広く適応することができます。
作業療法の一番の目的は、対象とする方が生き生きと主体性を持って生活していけるよう支援することにあります。作業だけではなく時に作業療法士自身の意図的な関わりを通して、意欲を持って個人の生活を送っていただけるよう働きかけます。
作業療法学科では人の身体や精神という医学的知識はもちろんのこと、幅広い知識や技術、そして社会人・医療従事者としての豊かな人間性を兼ね備えた作業療法士の育成を目指しています。

– イレクター福祉用具組立研修会について

ヤザキさんの協力を得て今年で4回目の研修になります。
作業療法は対象者に合わせたオーダーメイドの内容でなければなりません。その中には心身への関わりのほかに、その人を取り巻く環境へも関わることが大切になります。そこでは手すり位置や段差解消のほか、さまざまな福祉用具の使用などが検討されます。イレクター研修では、その環境もオーダーメイドで提供できる鍵を持っていると感じています。
学生も研修前は「難しそう・・・」「そんなの作れるの?」といった発言がチラホラと聞かれますが、製作に取り掛かると設計図とパイプ寸法などの計算をしっかりとできれば、その後の作業は意外と簡単で、「できたぁ!!」「これなら自分でも作れるかも」「家のおじいちゃん、おばあちゃんに持って帰りたい」などといった発言に変わっています。
この研修での経験を就職後の実践にもどんどん活用してほしいと願っています。

( 岩手リハビリテーション学院 http://www.iwate-reha.jp/

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