ユア・サポーター活動の様子

全国の施設・学校・病院などに移動展示車(クローバー号)でご訪問しています。

研修会

大阪府

2010/1/27

大阪府立大学/理学療法編(PT)

大阪府立大学・羽曳野キャンパスにて「イレクター福祉用具組立研修会 」を開催

日 時 2010年 1月 27日(水)  9:00~12:00 (2コマ)
場 所 大阪府立大学 羽曳野キャンパス
受講生 総合リハビリテーション学部   理学療法学専攻 30名
テーマ    「福祉用具の紹介 及び イレクターの基礎知識と福祉用具製作」

「ユア・サポーター」
それはヤザキからの提案!
ヤザキは、あなたをサポートいたします。
福祉用具に関する疑問をさまざまな角度からお応えする「個別研修」という取り組みを行っています。福祉用具の説明はもちろん、用具の活用事例を取入れた分かりやすい研修内容となっています。 また、実際に「見て」、「触れて」、「試して」、「実感」することができるよう福祉用具の商品を積込んだ 「移動展示車」でお伺いいたします。

今回は、大阪府立大学にお邪魔し「イレクター福祉用具組立研修会」 を開催いたしました。

「L型シャワーいす」 の組立て

移動展示車で福祉用具を「見て」、「触って」、「試して」、「実感」

「F型シャワーいす」 完成!

「シャワーいす プッシュアップタイプ」 完成!

【教授 奥田邦晴氏インタビュー】
私のモットーは、「大学人であれ!」 です。
私自身もそうなんですが学生達はみんな専門職を目指しているだけに、大学時代にはそれ以外の幅広いいろんなことに興味を持ち、例え、それがいわゆる回り道だなと思われるようなことや、今まで興味のなかったことであっても、懸命に臨んでほしい。すると不思議なことに自分の中で何かが変わってきたり、きっと、えーことが起こります。 うちの学生のみんなが豊かな感性をもった、いわゆるいい人柄の理学療法士・スペシャリストに育っていってもらいたいと思っています。 主な、私たちの対象者が患者さんや障害のある方々だからこそ、この思いは強いです。厳しくうるさいけど、温かく見守っていこうと思っています。

公立法人 大阪府立大学
総合リハビリテーション学部 教授
医療福祉学博士 奥田 邦晴 氏
大阪府立身体障害者福祉センター附属病院にて
16年間 理学療法士として勤務後、現在に至る。

Q1.大阪府立大学 総合リハビリテーション学部のアピールポイントは?
A1.公立大学の特性を生かした地域に密着した大学です。学生数が一学年25名と少人数制で教員と学生が近い関係で、広い視野からの教育を行っています。 総合リハビリテーション学部は、理学療法学科、作業療法学科、栄養療法学科の三つの学科から成る医療系の学部で学生が授業を通して交じり合いながらそれぞれの専門職について語り合ったり、また、他職種から逆に自分の専門職について勉強したりという事をしながら4年間を過ごしています。

Q2.「総合リハビリテーション学研究科」 とは、どんなことを研究?
A2.研究科は、大学院の方でして、主に総合リハビリテーションに関しての事例や医学的な基礎を掘り下げた研究を行っています。 私は、特に障がい者スポーツや地域リハビリテーションを専門にしていますので、「車椅子の研究」 や、「補装具の研究」 であったり、「地域リハビリテーションの展開についての研究」 や、「障がい者のスポーツに関する研究」 など、それぞれのニーズを求めて学生達が入学してきます。

Q3.出身校が大阪外国語大学、しかも中国語専攻、”ニイハオ” 文系の世界から180度の転進ですが、理学療法士になろうとしたキッカケは?
A3.私自身、中国医学に興味が有りましたので...でも結局、中国医学ではなく現在は理学療法の道に進みましたが、そんなにかけ離れたことではないんです。
英語や中国語など語学というのは医学の分野では重要なので...

Q4.先生が教壇に立ち、先生が学生の頃と比べ ”ここが違う” という所は?
A4.与えられた教材についてはしっかり勉強し、いい点を取るという事にはかなり長けています。 リハビリテーション学部では臨床実習に行くことがあります。そこでは患者さんによって症状が皆それぞれ異なるため、当然マニュアルがありません。 お手上げ状態なんです。 問題解決能力に弱い学生が多いですね。 イレクターで何かを作るのでも、何でもいいんですが自分が、この患者さんにとってどういう物がいいのかな、という事を考えて色々なことにチャレンジしてほしい、試してアイディアをもって関わっていける学生や将来的にそのようなセラピストになってくれると非常に嬉しく思います。社会に出たら当然マニュアルは有りませんから、自分の問題に対して如何に前向きに取り組んで行けるか、という事だと思います。

Q5.イレクターを知ったのはいつ頃の話でしょうか?
A5.私は以前、堺市にある大阪府立身体障害者福祉センター附属病院で理学療法士として16年間臨床にたずさわっていまして、そのADL室にイレクターの「シャワーいす」がありました。当時、義肢装具士が実際に患者さんにイレクターで作成したりして、私もその場に立ち会ってもいましたので、古くからイレクターのことは知っていました。今は、障がい者のスポーツ選手を対象に三次元の動作解析をよく行うんですが、その動作解析にキャリブレーションフレームというのがあり、そのフレームをイレクターで作っています。

Q6.先生のキーワードとして「障がい者スポーツ」と有りましたが...
A6.障がい者のスポーツは、もともとリハビリテーションの一環で始まったもので訓練ではなく別なことで体を鍛えようと脊髄損傷者を中心に始まったことなんです。 私は、実際には自分自身の障がいの者スポーツへの取り組みは、まさしく作業療法的だと思っています。それをもって社会参加へ向けて歩んで行ってもらいたいと願っています。アスリートに成ったら重度障害者/ボッチャの選手でもパラリンピックに行けるかも知れない。人生変わります、障がい者スポーツを社会に出て行く大きなキッカケと位置づけています。

Q7.校舎の形がユニークな形をしていますが...臓器の形?
A7.そのようです。この大学を設計した人は、看護大学を造る為に設計したため医療系の形をあえて設計して造ったものと思います。廊下の床、この階は赤色ですが下の階は青色になってまして、動脈と静脈をイメージしています。

Q8.最後にひとこと
A8.私のモットーは、「大学人であれ!」 です。私自身もそうなんですが学生達はみんな専門職を目指しているだけに、大学時代にはそれ以外の幅広いいろんなことに興味を持ち、例え、それがいわゆる回り道だなと思われるようなことや、今まで興味のなかったことであっても、懸命に臨んでほしい。すると不思議なことに自分の中で何かが変わってきたり、きっと、えーことが起こります。 うちの学生のみんなが豊かな感性をもった、いわゆるいい人柄の理学療法士・スペシャリストに育っていってもらいたいと思っています。 主な、私たちの対象者が患者さんや障害のある方々だからこそ、この思いは強いです。厳しくうるさいけど、温かく見守っていこうと思っています。

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