1.住環境整備編

3.段差の解消について

歩行が困難な方にとって段差は歩行の妨げになり、また事故やケガの危険にも繋がります。段差は日常生活の至る場所にあるため、それぞれの場所にあった段差解消方法の知識が必要です。
主に2種類の段差があります
段差には主に「またぎ段差」と「単純段差」があります。またぎ段差は段差をまたいで越えなければなりません。そして単純段差よりもつまづきやすく、段差を越えづらいので、またぎ段差はできるだけ排除する必要があります。

段差解消用具の基本

①利用者の身体状況を確認しましょう
身体状況によっては段差解消のために設置したスロープがかえって大変危険な物となることもあります。段差を全てスロープにするのが一番良い方法とは限らないのです。利用者の身体状況に応じて、どの段差解消方法が一番適切かを考えましょう。
②適切な段差解消方法を考えましょう
段差の解消方法にも様々な方法があります。利用者にとって一番適切な段差の解消方法を考えてみましょう。

段差解消用具の使用用途

①スロープ
身体状況によっては段差解消のために設置したスロープがかえって大変危険な物となることもあります。段差を全てスロープにするのが一番良い方法とは限らないのです。利用者の身体状況に応じて、どの段差解消方法が一番適切かを考えましょう。
②すりつけ板
すりつけ板は敷居段差などを解消する場合に使用します。段差に対して概ね1/4~1/5の勾配が望ましいです。
また歩行の妨げにならないように、両端にスライス加工を施す場合もあります。
③式台
式台とは玄関と土間、床との段差が大きい場合に設置される踏み台のことです。
式台は床と上がり框に固定するタイプが一般的で、高さは一段のものから複数段のものまであります。蹴上段数は、利用者の足を上げる高さに合わせて均等に分割します。式台の中に靴を収納できるタイプもあり、また素材も木製・樹脂製などがあります。
  • 手すりについて

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